児玉 英之

ヴァイス・プレジデント, エンジニアリング, 東京
私がゴールドマン・サックスに 入社しようと決めたのは、金融業界の中で 一番テクノロジーに力を入れている会社と 聞いたからです。

私はテクノロジー部R&Dエンジニアリングチームで、部署を横断したプロジェクトに関わり、人工知能やブロックチェーンの研究開発も行っています。現在はクライアント オンボーディングのプロジェクトで、口座開設の複雑なプロセスを見直し、お客様へのサービスを改善するための新規開発に携わっています。このプロジェクトには、証券部門、法務部、コンプライアンス部、オペレーションズなど複数の部署が関わっており、香港、ニューヨーク、ロンドン、インドのチームと協力しながら進めています。ゴールドマン・サックスの垣根を越えたチームワークの強みを日々感じています。

金融業界を取り巻く環境はめまぐるしく変化し、新しいテクノロジーも数多く生まれています。私たちも最新のテクノロジーを研究し、変化に対応した新しいソフトウェアを作っています。プロジェクトでは、広範囲にわたる業務知識や新しいテクノロジーの知識が必要とされるので戸惑うこともありますが、チームメンバーに教えてもらいながら多くのことを学んでいます。また、かねてから興味のあった人工知能やブロックチェーンについても、チームに優秀な研究者や開発者が多くいるので、彼らから沢山のことを学んでいるところです。こうして培った知識や経験をチームで共有し、貢献していきたいと考えています。

朝は、前日の夜に届いた海外チームからのメールをチェックしながら、社内のSNS(Social Network Service)で最新の情報を確認し、今日一日の予定を立てます。その後は自分が関わっているプロジェクトに取り組んだり、また研究のために論文を読んだりしています。お昼は、チームの同僚や他部署の方と外食をしたり情報交換をすることが多いです。その後はチームメンバーと一緒に、プログラムの変更をチェックしてもらったり、プロジェクトの進捗状況を共有するためのショートミーティングなども行います。私たちはグローバルチームなので、世界各地のオフィスの開発者たちとやり取りをしながらプログラムを改善したりディスカッションをしています。夕方は、週に数回社内にあるジムでランニングやトレーニングをしています。頭を使う仕事が多いので、体を動かすことで心身ともにリラックスできる貴重な時間です。退社の時間はプロジェクトの進行具合によってまちまちですが、早い時は午後6時、遅い時は午後9時ぐらいになることもあります。海外の同僚が来日した時には、チーム全員で食事に出かけることもあります。

大学と大学院では情報技術とデザインを専攻しており、金融業界には馴染みがありませんでした。そんな私がゴールドマン・サックスに入社しようと決めたのは、金融業界の中で一番テクノロジーに力を入れている会社と聞いたからです。技術力だけではなく、コミュニケーション力やアイデア力を重視していることにも興味を持ち、この環境で働くことができれば、様々な技術を学び、自分の視野を広げ成長できると感じられました。

私は聴覚障がいがあり、入社後の会社生活に対して大きな不安を抱いていたのですが、新人研修のときから会社に全面的にサポートしてもらえました。ゴールドマン・サックスはダイバーシティを重要視しており、社員が最大限の力を発揮できるような環境を整えていることを実感しました。ニューヨークでの新人研修では、世界中の同期と長期間にわたり一緒に過ごす経験ができました。様々なバックグラウンドを持つ人たちと知り合えたことで、自分の視野が広がったと感じています。この繋がりは今でも続いており、仕事に関して技術面で行き詰まるようなときには皆からアドバイスをもらったり、有益な情報を交換したりしています。

入社して気づいたゴールドマン・サックスの大きな魅力は、チームワークです。もちろん同僚の皆さんは、プロフェッショナルとしての個々の能力が高いのですが、それに加えてお互いに助け合ったりアイデアを出し合ったりするというチームワークの文化が、さらに会社全体の力を高めているように感じました。私もその一員として、会社やチームに貢献出来ることを嬉しく思います。ゴールドマン・サックスについては固いイメージを持っている方もいるかもしれませんが、テクノロジー部では社内のSNSを構築したり、イノベーションをテーマとした発表が沢山あり、技術だけではなく革新性も養う文化がありとても魅力的な職場です。社内のSNSでは、マネージャーの方々や他のチームの人も積極的に投稿しており、垣根を飛び越えた交流がなされています。

新しいことに挑戦したり視野を広げたいと考えている学生の方にとって、ゴールドマン・サックスは魅力的な職場だと思います。私自身もこれから様々なチャレンジが待ち受けていると思いますが、それをどう乗り越えていくか、自分はどこまで出来るのかを考えると自分の将来がとても楽しみです。

障がい者採用のビデオもご覧ください。