ゴールドマン・サックスは、ドナー・アドバイズド・ファンドであるゴールドマン・サックス・ギブズを通じて「ゴールドマン・サックス地域協働型子ども包括支援基金」を創設しました。本基金は、全国各地で子どもの支援を実践する団体に対して資金援助を行うもので、今後3年間で最大1億2,0000万円を投じて17団体を支援する予定です。研修や伴走支援などの非資金的サポートは、ゴールドマン・サックスが以前より資金援助している特定非営利法人Learning for All (LFA)が担当し、パブリック・リソース財団が基金の運営、助成金のチェックなどを担当します。
この子ども包括支援基金は、子どもの貧困問題に取り組んでいる全国の支援団体の皆さんが、LFAの実践する「地域協働型子ども包括支援」の仕組みを学び、そのノウハウを吸収し、それぞれの地域での子ども支援に役立ててもらうことを目指して創設しました。ゴールドマン・サックスは2018年からLFAの包括支援の仕組みづくりを応援してきました。ゴールドマン・サックス証券株式会社代表取締役社長の持田昌典は、「これまでLFAが取り組んできた地域協働型子ども包括支援の仕組みが、全国に展開される段階に来たことを大変うれしく思っています。この基金を通じて支援者同士のネットワークが強化され、子どもたちへのより良い支援が全国で提供されることを期待しています」と述べています。
<ゴールドマン・サックスの貧困への取組みについて>
子どもの貧困解決に向けた支援は日本の持続的成長と地域発展のための重要な社会的投資だとの考えから、過去10年間で12億円以上の寄付金を拠出しています。2010年に社会福祉法人東京都社会福祉協議会と協働で「ゴールドマン・サックス・ギブズ・コミュニティ支援プログラム」を立ち上げ、児童養護施設等で暮らす子どもの進学支援や母子家庭などのひとり親就労支援を行ってきたほか、東京都立川市の児童養護施設の建設資金援助や、新型コロナウィルスによって負担が及んでいる貧困家庭やその子どもたちのために、「緊急子ども支援基金」も設立しています。
<ゴールドマン・サックス・ギブズについて>
ゴールドマン・サックス・ギブズは寄付者の意向に沿って寄付を行う基金で、2010年の設立からこれまで約15億ドルを世界90カ国、6000の非営利団体に寄付しています。この寄付金を通じて、革新的なアイデアで経済的・社会的課題を解決し、支援の行き届いていないコミュニティの発展を目指しています。
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